しゃぶしゃぶ唯我独尊!代々木に隠れた名店『今半』あり

代々木駅から程よい距離、程よい下り坂を歩くと、すきやき・しゃぶしゃぶで130年の歴史を持つ老舗『今半』からハズれた、一風変わった『しゃぶしゃぶ”のみ”の今半』がある。通常のコースメニューから裏メニューまで堪能すれば間違いなく虜になるだろう。僕の肉部門No.1だ。

 

型破り

 

主人は老舗今半の次男坊。独自で追い求めた手法でしゃぶしゃぶがやりたくて、名前こそ今半だが、内容を全く別モノにし、代々木にお店を出した。老舗という看板に乗っかっておけば、きっとそれなりの苦労で店を切り盛りできただろう。しかし、代々木今半の店主高岡氏は違った。まず家を飛び出し、浅草でラーメン屋を営み、短期間で資金を作り、本当にやりたかったしゃぶしゃぶのお店を代々木に構えたのだ。そのコダワリのしゃぶしゃぶがこれ。

 

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美しい。肉が輝いているではないか!ただひとつ言えることは、この肉好きの僕が、驚きを隠せなかった、ということだ(笑)「しゃぶしゃぶってこんなに美味しかったっけ?いや、もはやしゃぶしゃぶではないのかもしれない。」そう思った。本当に美味しい肉と野菜だけを厳選して、本当にコダワリ抜いたスープとタレで食べさせてくれる。さらには、老舗ならでは、顔見知りのみにしか出さない裏メニューもある。こうして記事におこしてる今、ヨダレはわき出し、もう食べたくて仕方がない(笑)

 

しゃぶしゃぶの祭典、いや、肉の祭典

 

前菜、たんしゃぶ、豚しゃぶ、牛しゃぶ、〆のラーメン、デザート、コーヒー。コースのメニュー(コースしかない)から、どれをとっても完璧。特にA5の10の近江牛は、モゥ〜感動もん。とにかく写真を紹介していきたいと思う。前菜から美味しいのだけど、写真が多くなっちゃうので。早速、たんしゃぶ。

 

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たんしゃぶは、8つの味の塩で味わいます。これも代々木今半ならでは。ポン酢なんか使いませんとも。サッと火を通したタンに豆苗を乗せ、たっぷりの塩をかけ、巻いて食べます。ハァ。。。

 

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続いて豚しゃぶ。薩摩の黒豚。

 

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これまたサッパリで美味しい。せっかく肉がサッパリしてるから、ポン酢で食べるのがオススメ。

 

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終わった頃に野菜盛り。この野菜がまた美味しい。季節ごとに違う野菜だそうで、どれも『しゃぶしゃぶ』用の野菜だから、生でも美味しい!ただ、残念なことに野菜にはあまり興味がない僕なだけに、写真を撮り忘れw ただ、野菜と一緒に入ってくる『葛切り』が格別だからその写真を紹介。間違っても『マロニーちゃん』ではありません。れっきとした『葛切り』です。

 

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これはゴマだれで食べると格別。これだけでもご飯一杯イケるだろ?という勢い。そして、この辺からご主人高岡氏が絡んできてくれて、もっと楽しくなってくる(笑)最高にコダワッてて、”カブイテル”感じが、ビシビシ感じられて、僕はもう、惚れてしまった。ちなみに、顔出しNG(笑)

で、メインイベントの近江牛のしゃぶしゃぶ。これはもう、、、しゃぶしゃぶじゃない。肉の芸術。

 

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もうほんと生でも食べれるような肉だから、これくらいの赤さで十分。茹で過ぎ厳禁の極上の肉!!もう最高!!神!!で、ここまで来ると次はもう〆だから、肉を1枚ずつからオカワリできちゃう。一個下のランクのも試すといいかも。霜降りとか。これもランク下とか関係ない旨さだから。もう笑っちゃしかない(笑)この間、珍しいワインも出してくれる。

 

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さすがコダワッてる。しゃぶしゃぶに合うワインをしっかりと用意してる。僕はワインは詳しくないのだが、非常に美味しいワインだった。日本のワインでなんとかという大会で金賞を取ったそうで、限定800本しか出ない代物だそうだ。

ってことで〆へ。しゃぶしゃぶしてたスープがもう本当に旨いので、手元のタレにそのスープを入れれば、もうミニラーメンに早替り。本当に美味しいラーメンになっちゃうんだから。麺も自家製麺。さすが元ラーメン屋、納得の美味さ。これだけ食べさせてくれ!と言ってくるお客さんもいるとかいないとか。とくに左の担々麺なんか、もぅね、幸せしか呼びません。

 

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最後に自家製のジェラートでスッキリしておしまい。コーヒーも出してくれるのだが、このコーヒーがまた美味い。最後までまったく手を抜かないデキと、味、そしてサービスで震える約2時間を過ごすことができる。

 

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しかし、名店はコレダケデハオワラナイ。。。。

 

老舗だからこそある、裏メニュー

 

やっぱり美味しい店であり、老舗な店には、必ず店主だから出せる、板長だから出せる、『隠しメニュー』とか『裏メニュー』ってのがある。最高のしゃぶしゃぶに特化してきた代々木今半だからこそ出せる、最高にこだわったすき焼きがその裏メニューだ。今半が130年の伝統を受け継いできたすき焼きを、しゃぶしゃぶの代々木今半の店主高岡氏が解釈するとこうなる。

 

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八味をいっぱいにかけ、A5和牛の10をすき焼きで食べるのだ。熟成させた肉は柔らかさで切れてしまうほど。もちろん、裏メニューなだけあって、店主の高岡氏自らが説明しながら焼いてくれる。そう、代々木今半は1日に6組しか予約を取らない。それは、こうして『丁寧な接客』が出来るように、なのだ。この徹底ぶりも、僕が愛してしまった理由。

 

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手前に見える卵と奥に見える卵で、若干色が違うのがわかるだろうか?これにはワケがある。手前の卵はすき焼きの肉をつけるよう。では奥のは?後で説明しよう♬もちろん、このすき焼きの鍋の割り下的なやつは、鍋を洗い流すことはなく、毎日毎日付け足しで作られていく、伝統の味なのだ。

で、肉だけで終わりでは、ない。たっぷりの肉汁が落ちた鍋の割り下は極上の風味を持っている。それを活かさない手はない。ここで、奥に見えていた濃い目のとき卵が登場する。こうなる。

 

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そして、結果コレ。

 

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少しのご飯が盛られた器が登場し、たまごとじご飯へ。肉は入っていない。でも肉の味がする。こんなに風味高い卵とじご飯は初めてだ。裏メニューその2は、〆の卵とじ丼であった。神の降臨を幾度となく見ました(笑)この裏メニューが頼めるようになるには、4、5回通って、店主の高岡氏と顔馴染みになればOKとのこと。

僕は2回目だったけど、1回目の印象の強さと、当社の名刺が透明で、数十年前に高岡氏が持っていた名刺も透明だったということで、意気投合し、2回目でも出してくれたわけです。名刺を透明にしといてよかった(笑)

最後に、2回目の訪問では当社のエース営業マン玉井の誕生日祝いということで、”会話の中で”『この子誕生日なんですよ!』と伝えていたら、〆のデザートには、いつものアイスだけに、シフォンケーキがセットでついてきた。もちろん、頼んでいない。正式に『誕生日なんで何かできます?』なんて言ってない。でも出てきた。これがサービスだよな、と。本物のサービスだよな、と。

 

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もちろんこれも美味しかった。高岡氏の娘さんの手作りらしい。味もそうだけど、サービスの本質も味わえた、そんなヒトトキだった。

 

食べに行く。会いに行く。

 

これが名店が名店たる所以だと思う。もちろん、美味しくなくっちゃダメ。これは最低限で、最大限。結局は味。美味しくなければ二度と行かないし、美味しければまた行きたくなる。リピーターを生めない店は名店には決してなれない。

そして、『ワケの分からないコダワリ』ではなく、ちゃんと理解できるコダワリがそこにはあって、それを分かるようにしているか、分かるように伝えてくれること。これも超重要だと思う。勝手なコダワリを展開するオ◎ニーではなく、お客さんのためになるコダワリがあること。

ご主人がそれを楽しそうに、自慢げに語っていて、それを眩しいなー!と思いながら聞くのだ。それが男粋ってもんだ。そんな魅力ある『人』がいる店は名店になりうる。僕はそう確信している。

 

さて、次はいつ行けるかな♬

 

株式会社プラスクラス
代表取締役 平地大樹

 

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2件のコメント

  1. masa9 wrote:

    いつも通るけど、まだ入ったことないなぁ。
    それにしてもFaviconが良いですなw
    俺が使っても良いくらいだ

    • hirachi wrote:

      実際、サラッと入れる金額ではないのよ。でも極上だから、絶対に1度は大切な時に行ってみて!!本当に間違いないから。ファビコン、そうね、あげようかw?

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