キャリアや進路に悩んだら、Must-Can-Willで考える

人は、ポイントポイントで悩むものです。入社3年目とかっていう年数的な区切りや、30歳とかっていう年齢的なものや、結婚や出産といった人生のビッグイベントでは、往々にして『自分はこのままで良いんだっけ?』と悩むものです。

 

現実を見つめる

 

現実から目をそらしてはいけない

まずはそのタイミングで悩んで悩んで悩めば良い、と僕は思います。自分に向き合い、環境に向き合い、自らの今のポジションを確認するためにも、今一度、考えこめば良いのです。絶対に避けてはいけません。だって、いつかはまた考えることです。悩むことです。であれば、今のうちから悩み苦しみ、もがいて、答えや、答えが出ずとも進む道が少し拓けるようにすべきです。そんな自分のことを再度確認する時に、使えるフレームワークを今回は紹介したいと思います。

 

『Will – Can – Must』か『Must – Can – Will』で考える

有名なドラッカー氏から来てる言葉ですよね。同氏は『Must – Can – Will』を推しています。氏曰く、”第一に身につけるべき習慣は、なされるべきことを考えることである。何をしたいかではないことに留意してほしい。 by ドラッカー”だそうです。僕はこの言葉をいつも右からも左からも考えるようにしています。

個人的な考え方なので、皆さんに当てはまるかはわかりませんが、僕はこう使っています。

→ 思考は『Will – Can – Must』
→ 実働は『Must – Can – Will』
(※)Will=やりたいこと、Can=できること、Must=なされるべきこと

自分がDOするということについては、何事もこの3つにだいたい分けられるのではないでしょうか?自分の現状を把握するために、Will、Can、Mustを考えてみること、これに当てはめてみること、これはとても重宝します。

 

Willがないから悩む?

僕には常に明確な”Will”がありました。バスケのプロ選手になる。その夢を諦めた後には、プロ選手のセカンドキャリアを支援する会社を創る。こうした”Will”は僕の大きな原動力でした。ただ、誰しもがこの”Will”があるものでもありません。良く”Will”がないからこそ、悩んでます、という相談を受けます。

たしかに、このタイミングで悩むというのは、『この先どうすれば良いんだろう?』『どうなっていくべきなんだろう?』『むしろどうなりたいんだろう?』『やりたいことを選ぶべきか?』『やりたいことに近づけているのか?』『お金とやりたいこと、どっちを選択すべきか?』などと『結局どうなりたいんだっけ?』と考えてしまうことが多いようです。

この時陥りやすいのは、そもそも明確な”Will”がない、ということに行き場を無くしてしまったように感じることです。たくさんの人の話を人材コンサルタントとして、または良くキャリアについて相談される人間として、聞いてきた僕としては、この明確な”Will”がないことは、至って当たり前のことなんです、と伝えたいです。

 

Willが『今』なくたっていいじゃないか

”Will”から入れない時は、”Must”から入ればいいじゃないですか、と僕はアドバイスします。さらには、その”Must”から考えた時に、”Can”の洗い出しが出来ぬまま、”Will”に飛ぼうとしてしまう人もこれまた多いので、気をつけるように伝えています。まずは”Must”。そして、”Can”。それがあってこその、いずれ見えてくる”Will”なのです。

人生は長いです。たしかに明日終わるかもしれません。ですが、明日の終わりを目の前に生きていくなんてツマラナイじゃないですか!今していること、なすべきこと(Must)を積み上げ、できること(Can)を増やし、大きな夢ややりたいこと(Will)を見つけましょう。

 

結局のところCanなしにはWillはない

将来の”Will”を目指すにも、今までアパレルの販売員だった人間が、いきなり経営はできません。これは僕のことですが、24歳の僕はアパレルの販売員で、今は33歳の経営者。アパレルの頃は『バスケに関わりたい!まだプロになりたい!』という考えで仕事を選んでいました。26歳の時、『プロのセカンドキャリアを支援する会社をやりたい!』と決意し、したことは、転職でした。

その頃には人材を扱う仕事もわかっていなかったし、そもそも会社の興し方も知らなかったんです。だからまずは知ること、と思い人材業界に飛び込みました。まさに、飛び込みでした(苦笑)

今やっていることは本当にやりたいことなのか?今やっていることは夢に近づいているのか?そう悩む時が人には必ずあります。これは、”Will”を想うが故に、”Must”や”Can”をちゃんと考えられていない、もしくは選択できてない、ということです。”Will”がある人は想いが強いです。その想いが強い余りに、『自分が何をできるか?』を見誤りがちです。

それがわからないまま起業なんかしたら、、、。たしかにやってみたらその都度成長して、出来るようになるかもしれません。ただそれは、ごくわずかでしょうし、ラッキーみたいなもんです。一般的には、中小企業の寿命は2年とも言われています(日経ベンチャーより)。なかなか成功はしない、ってことがわかりますよね。

 

さぁ、Mustから始めよう!

つまるところ、これなのです。”Must”をしっかりと積み上げる。『今やってるこの作業、意味ないよなぁ、、、』なんて考えてしまう人は伸びません。だから”Can”も増えません。だから”Will”がもしあったとしても、辿りつけないでしょう。まずは今やっていることに全力を尽くす。それがレジ打ちでも、です。毎日毎日レジを打っていても、です。

そこにはきっともっと工夫できるポイントがあるはずです。より早くレジを打つには?レジが渋滞することなくより早く捌くには?そのルーティンの仕事の中には、きっともっと工夫できるポイントがあります。そこに”Can”が潜んでいます。”Must”の中からしか”Can”は生まれません!僕はそう強く信じています。

どんな『仕事』であっても、『作業』と思うことはなく、全力を尽くし、努力をすることが重要です。きっとその中に”Will”への道が見えるはずです。”Will”を意識できるような”Can”が得られるはずです。

 

Mustから気楽にいこ!

 

株式会社プラスクラス
代表取締役 平地大樹

 

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One Comment

  1. […] ※平地君の昨日更新のBlog「キャリアや進路に悩んだら、Must-Can-Willで考える」 […]